【一条工務店】2019年ZEHのこと・補助金のこと:ZEH仕様の家を計画した話
【一条工務店】2019年ZEHのこと・補助金のこと:ZEHを目指すか迷った話 - 素人のマイホーム~一条工務店ismart~
これの続きです!
※おことわり※
国が推進しているZEH支援事業は、毎年ルールが変更されているようです。
だからなのか、調べても実際に建てた方の情報が少なかったです。。。
これから記載するのは、あくまで2019年のお話です。ご了承ください。m(_ _)m
ZEHを目指すかどうか
そもそもスケジュールが間に合うのか
前の記事ではほとんど触れていませんが、ZEH認定には図面の確定日、引き渡し日の期限が決まっています。
SUUMOさんの記事(また利用w)に図が載っていますが(“ZEH住宅”とは? お得になるって本当? 補助金がもらえる条件や、光熱費を調べてみた【2019年度版】 | 住まいのお役立ち記事)、「公募期間」と言われる期間内に図面を提出する必要があり、交付決定通知書が届くまでは着工できず、その後、引き渡しを終えた上で「実績報告書提出期限」までに、メーカーが支援事業に書類を提出しなければいけません。
時系列にすると、
図面打ち合わせ(複数回)→着手承諾→メーカーからZEH申請★→交付決定通知→着工→引き渡し→メーカーから実績報告書提出★
となり、★の部分に期限があります。
ハウスメーカーの工事スケジュールが上記の期限に間に合わなければ、そもそも申請ができません。
またZEH申請をしている場合、申請後(=着手承諾後)の図面の変更は原則できません。お金を払ってでも。
一条オーナーさま、契約された方はご存知かと思いますが、一条工務店は現在契約数が非常に多く、「上棟枠」なるものが予約制になっていて、エリアにもよっては半年以上先まで空きがなかったりするので注意が必要です。
抽選に漏れたら損をする?
前の記事に詳しく書いてますが、去年はハウスメーカーごとにZEHの枠が割り当てられていたため、漏れる施主さんの数がメーカー側で予めわかっていたようですが、今年はZEHの枠がハウスメーカー問わず抽選になったため、メーカー側も自分の会社の施主さんがどれくらい漏れるか見当がつかず、漏れても救済できるかわからない状態になってしまったとのこと…。
漏れた場合に補填されるかどうか、何か救済してくれるのか、一条の方針がまだわからない状態で打ち合わせが始まりました。
前の記事の転載ですが、ZEH認定のために必要なオプション設備と制限はこんな感じです。
- HEMS
- 申請用の図面作成費用
- 電気自動車用コンセント
- 省エネエアコン(標準のRAYエアコンでOK)
- 全照明をLEDにする(たぶん全部だったと思います)
- 太陽光パネル
- エコキュート(じゃなくてもいいのかもしれないけど省エネ認定される給湯器)
- さらぽか採用不可
さらぽかは、ZEHの申請有無に関わらず採用しないことにしたので、問題なし。
やめた理由はこっちの記事に→ 【一条工務店】さらぽかをやめた理由 - 素人のマイホーム~一条工務店ismart~
エコキュートも、ZEH関係なくオール電化にしたいと思っていたので問題なし。
照明器具も、最初からLEDの中から選ぶので問題なし。
お気づきでしょうか?
デザインやおしゃれより性能なんです、わたしたち。笑
上記のうち、ZEHじゃなかったら我が家には不要なものは
- HEMS
- 申請用の図面作成費用
- 電気自動車用コンセント(長い目で見ればあってもいいかな?)
これらのオプション費用の合計が、20万円くらい。
ZEHを目指してこれらのオプションを採用しても、もしZEHの抽選に漏れたら、いらないオプションに20万円払うことになります…
もらえるかどうかわからない70万円のために、この20万円を払う決断をするか。
基本的には、どれも間取りに大きく影響する設備ではないので、保留のまま打ち合わせを始めることは可能でした。
去年の救済措置がどんなものだったかは聞いてないですが、今年もきっと何かあると信じて結論を待つことにして、申請を目指すつもりで間取りの打ち合わせを始めました。
もしさらぽかが欲しかったら、さらぽかを諦めてでも挑むかどうか、って話になるので、より一層悩んだと思います…
メーカーの方針が決まった
2回目?3回目?くらいの打ち合わせの頃に、抽選に対する一条工務店の方針が決まったと連絡がありました。
一条の2019年の救済措置
もしZEHの抽選に漏れたら、HEMSと申請図面作成費用(合わせて16万くらい)は、着手承諾後でも無料でキャンセルできる
※電気自動車用のコンセント(3万くらい)はキャンセル不可
抽選に漏れたときのリスクが、20万円だと思っていたものが3万円になりました。
これくらいなら、と言ったら語弊がありますが、電気自動車用のコンセントは将来のためにあってもいいかな?と元々思っていたので、進めてみてもいいんじゃないかという結論になりました。
「申請予定」であることを表明する書類にサインをして、我が家のZEH計画が本格始動です。
着手承諾!
着手承諾時に、ZEH申請のために印鑑証明書、住民票の写しが追加で必要でした。
そのときの書類に不備があって、数日後に郵送でやりとりしましたが、ZEHの書類に期限があるのでそのやりとりもすごくタイトでした。笑
通常、着手承諾後でも変えたいことがあったら、お金で解決できることも多いようですが(内容によるんですかね?)、ZEH申請している場合は原則できないとのことです。
着手承諾後、その図面で審査を行うようです。
ありがとうZEH!外的要因でスケジュールが決まった
先に書いた通り、ZEHの家は建築スケジュールにも締め切りがあります。
契約時点では引渡し日に関して、「◯月上旬」とかふわっと言われていましたが、ZEHによって期限が決まりました。
なので、早速フロアコーティングの仮予約ができました。笑
もちろん私達も打ち合わせスケジュール、着手承諾予定日を厳守する必要があり、いろいろな場面で早い決断を迫られましたが、締切が決まっていてかえって良かったかもしれません。笑
着手承諾より前にZEH確定!?
順番が前後しましたが、実は、着手承諾より前にZEHの抽選回避が確定していました。
「着手承諾→図面審査→抽選→交付決定」っていう流れだと思っていました。そう信じていました。笑
ところが、着手承諾より前に営業さんから、「ZEH枠確保できました」と連絡が…。
え、何言ってるの?
エイプリルフール?だまされないよ?笑
よくよく掘り下げつつ調べてみると、抽選なのは「ZEH」。
我が家が決まったのは「ZEH+」。
「ZEH+」は、ハウスメーカー割当だったようなのです。
で、一条に割り当てられた「ZEH+」の中から、我が家に割り当てができましたよ、というご連絡でした。
この時点では、「プラスってなに?おいしいもの??」状態です。笑
そもそもZEHに種類があるなんて、このときは知りませんでした。。。
抽選へのエントリーすらまだしていないのに、いきなり「補助金あげるよ!」なんて言われたら疑います。(ごめんなさい笑)
正確にはこの時点では確定はしてなくて、着手承諾後に図面審査を経て交付決定となるのですが、「一条の家が図面審査で落ちるわけないよ!」と営業さんが自信満々におっしゃるので、ありがたく舞い上がっておりました。笑
ちゃんと「交付決定通知書」送られてきました。
着手承諾から2ヶ月後くらい。
これが届いてからじゃないと着工しちゃいけないみたいです(理由はよくわからない)。
この交付決定通知書は、「補助金の支給をお約束するものではない」としっかり書かれていました。
勝手な推測ですが、図面の審査はOKだけど、ちゃんと期限までに図面通り建てたことの確認ができないとダメなのよ、ってことかなと思ってます。そりゃそうだよね。
そんなこんなで、私達のZEHなお家計画がまとまりました。
ZEH申請に際しては設備以外にも制限やデメリットもあるので、それはまた別途まとめようと思います。
※住んでからの話であって私達もまだ経験してないので、理解が正しいかわかりませんが^^;