素人のマイホーム~一条工務店ismart~

家とか不動産とか全く無知な会社員が一条工務店のismartでマイホームを建てるまでの思い出

私達のハウスメーカーの選び方

計5社のハウスメーカーの話を聞き、プランと見積もりをいただきました。

1社目、2社目のうちは私達の知見も少なく、また相場もさっぱりわからなかったので、ただただ見せられるモデルハウスに憧れるだけでしたが(笑)、複数を並列に見ていくうちに、考えるべきことや大事にしたいことが見えてきて、すごく勉強になりました。

契約に至らなかったハウスメーカーの営業さんにも、感謝感謝です…!

最初は私も「ハウスメーカー 選び方」とググるくらい迷走していたので、
だれかの参考になれればと思い、まとめておきます。
※あとで何か思い出したら追記しますw

私たちが重要視していたポイント

どんな家を建てたいかや、好みにもよるので、人によっても大きく変わるところだと思いますが。

担当の営業さんが、自分や会社の営業成績のことばかり考えていないか

見極め難しいですが、私達は見積もりをもらった後で、契約日を迫ってくるかどうかを1つの基準にしていました。
(今月中に契約していただければ割引します、とか)
もちろん同じものならできるだけ安く買いたいので値引きはありがたいのですが、一生暮らすつもりで建てる家なので、契約を煽ってくる、焦らせてくる担当者には任せたくないと思っていました。

打ち合わせの経過で、2人で「この人はいいね」と話していた営業さんは、ヘーベルハウスさんとトヨタホームさんでしたが、共通する特徴としては、「”私達が”後悔しない家造りを考えてくれていること」だったと思います。
他社の否定はしない、むしろ自社の弱点も認めて話してくれて、「納得して選んでいただきたいです」といつも言っていただけていました。

担当の営業さんが、自分の会社でマイホームを建てているか

メーカーを選定する基準にはならないと思いますが、建てている人ならぜひ住心地や後悔ポイントを聞いてみるといいと思います。

どうしてこういう間取りにしたのか、とか、こだわって建てた人ほど、得意げに何でも話してくれます。笑

耐震等級の中身

大手ハウスメーカーだと、「耐震等級3」は当たり前ですが、耐震等級の中でも「倒壊等防止」と「損傷防止」の2つがあって、どっちも取れているか・片方だけなのかまで確認した方がいいと某営業さんに教えていただきました。

メンテナンス関連

  • 引き渡し後のメンテナンススケジュールと予算
    外壁のメンテナンスって、足場を組んで塗装を塗り直すとすると300万とかかかりそうなイメージですが、極端に少ない金額を出しているメーカーもありました。
    その理由は聞いた方がいいです。
    (ちなみに聞いたところ、そのメーカーでは足場が必要ない、とのことでした)
  • 定期点検が無償か有償か
  • 定期点検で不具合が見つかった場合の修繕費が無償か有償か
  • 初期保障と最大保障(延長保障)の違い
    最大保障60年!というメーカーもちらほらありますが、無条件に60年なんてことはないので、60年保証してもらうためにいくら必要なのか要確認です。
    よくあるのは、60年保証してもらうためには、30年目にメーカー指定の補修を有償で行うことが条件だったりします。

工期・工法

引っ越しに期限がある人は工期はもちろんですが、現場で軸組するのか工場で作ったユニットを組み立てるのかでも変わってきます。
軸組だと、途中で雨が降ると躯体が雨ざらしになります。
それを大丈夫だと思えるなら、気にしなくていいと思います。

自社ファイナンス or 提携ローンの条件

自社ファイナンスがあれば、それが1番条件がいい可能性が高いと思います。
住宅ローン実行前にも大金を用意する必要があり、「つなぎ融資」が必要になります。
契約金、着工金、中間金に融通を利かせてもらえれば、つなぎ融資の金利負担が減るし、自社ファイナンスなら手数料や金利ががめちゃくちゃ安いなんてことも普通にあります。

他に確認すべきポイント

保証書(契約前に見せてもらえるか)

「60年持ちます!」というアピールと、それを保証してくれるかどうかは違う!
営業マンの説明だけを信じずに、保証内容を確認して、それを書面で受け取る必要があると思います。
契約前に見本を見せてもらえたらベスト。

見積書の項目に漏れがないか

漏れがあるとしても、きっとそれはHMに払うお金ではないのですが、相見積もりを取って比較しようとすると、そもそも入れている項目が違うことが多々ありました。
というか、2社がぴったり同じ項目で出してくれたことはありませんでした。
確認すると、「別の項目に含んでいます」と言われて金額は変わらなかったことも多かったですが、安く見せるため?に、税金関連や水道局に払うお金などをを入れていない場合があるので、他社と項目も比較した方がいいです。
漏れの少ない、わかりやすい見積書を最初にいただけたのは、パナソニックホームズ、トヨタホーム、一条工務店だったと思います。
逆にヘーベルハウスは、金額は含んでいると思われますが、項目がいろいろまとめられてて全然わかりませんでした笑

見積書に書かれる諸費用の金額がブレていないか

↑に似ていますが、どのメーカーで建てても変わらないはずの金額(登記費用、水道局加入金、固定資産税、長期優良住宅申請費 etc)が、メーカーによって違うことがあります。
特に土地の諸費用は、そのメーカーを通して土地を買っていない場合は大体で予想してのせてくるので、「〇〇円でお願いします」とこちらから指定した方がよかったです。

初期見積もりに含まれるコンセントの数、窓の数や大きさ、網戸

コンセントは標準だと大体足りないと聞きます(笑)
契約後の詳細打ち合わせで金額が跳ね上がらないように、施工事例を元に他の施主さんがどれくらいの数入れているかを参考にして、オプションになるなら最初から入れてもらった方がいいです。

窓も、この段階で確定は難しいと思いますが、大きさや数でどれくらい価格が変動するのかは確認して頭に入れておいた方がいいと思います。

一条の施主さんには有名な話ですが、網戸がオプションになるメーカーもあるので、そこも要確認です。

キッチンの高さ

キッチンのモデルによって価格が上がるのは理解できますが、高さの変更がオプションになる会社もありました。
標準は大抵85cmのキッチンだと思いますが、私達は90cmにしたいとココロが固まっていたので、最初から90cmにしてもらってました。

ある程度の築年数が経過している施主さんのメンテナンス費実例

カタログに書かれている30年後のメンテナンス費トータルは安く見積もっているはず。
もちろん30年も経つと耐久性もいいものに変わっているので一概に比較はできませんが、10年とかで見せていただけるならぜひ。

長期優良住宅の場合、見積もりに申請費が含まれているか&契約前に維持保全計画書を見せてくれるか

完成後に「長期優良住宅化リフォーム推進事務局」という第三者機関に提出する、メンテナンスの計画書みたいなもの。
躯体や基礎、外壁等、家のすべてのメンテナンスの計画が書かれています。
これが保証内容と大きく食い違っていたら何か怪しいです…。
そもそも契約前に、サンプルでいいからこれを見せてくれるかが、メーカーを信用するポイントにもなると思います。

保証内容やメンテナンス費の概算が、Webや公式カタログに掲載されているか
載っていない場合は、載っていない理由を聞いて納得できるか

メンテナンスのスケジュールや予算を、プリントアウトして見せてくれるメーカーがほとんど。会社ではなく営業マン個人が作っています。
本来なら会社として発行してほしいのです。。。載っていなければ、載っていない理由を聞いた方がいいです。「本当はその金額で済まないから載せられない」とかだと(言わないと思いますがw)、怪しいですよね。

標準の屋根の形・変えた場合のオプション料金

屋根は木造 or 鉄骨や、メーカーによっても得意な形、不得意な形があります。
外観の好みや、太陽光パネルによっても最適な屋根が変わってくるし、屋根の形によってメリット・デメリットあるし、メンテナンス費も変わります。

大手ハウスメーカー、地元工務店でマイホームを建てたことがある人から話を聞く

手っ取り早いのは自分の両親(地元工務店)でしたが、職場に大手ハウスメーカーで建てた先輩がいたので、両方から意見を聞いてみました。

その人がどうしてそのメーカーを選んだのかも聞いてみると、すごく参考になります!

同じメーカーの見積もりをWebに公開している人を探す

自分より割引が大きい人がいるかもw

同じくらいの価格帯の別メーカーの見積もり金額を伝える

がんばって値引きしてくれるかもw

一条工務店は値引きをしないことで知られていますが、他のメーカーの場合、競わせているメーカーによって、値引き額が変わりそうな気がしています。