【ハウスメーカー選び:見積もり公開】Panasonic Homes(カサートC)
候補に挙がったハウスメーカーのことを綴っていくシリーズ。
最後です。たぶん。
Panasonic Homes(カサートC)
旧名:パナホームから社名変更されたようですが、正直パナホームの方が言いやすいなぁ(←
メリット
- キラテックタイルを採用すれば、外壁がきれいに保てる&再塗装がいらない
- 内壁に珪藻土が入っていて、いい感じに室内を調湿・消臭してくれる
- HEPA+換気システム
- 間取りの自由度が高い(15cm刻みで決められる)
- キッチンやトイレ、浴室などの設備にPanasonic製品を安く導入できる
- 設備のアフターサポートもPanasonicに集約できる
他のハウスメーカーにはない、ユニークな仕様・設備が揃っていて、魅力的でした。
特に、初めてPanasonic Homesを訪れた当時はまだ一条工務店のハイドロテクトタイルの存在を知らなかったので、「キラテックタイル」は衝撃でした。外壁のメンテナンスがいらない家があるなんて…。
見積もり
メンテナンス費用見積もり
- 屋根:30年毎、100万程度
- 外壁目地打ち換え:30年毎、10万円程度(足場20万円程度)
- 水切り:30年毎、10万円程度
- サッシ・ドアなどの開口部:15年毎、15~30万円程度
- バルコニー:30年毎、35万円程度
- 防蟻処理:10年毎、20万円程度
30年間で280万円程度、60年間で610万円程度
デメリット
- ハイコスト
- 人によってはオーバースペック
- Panasonic製品の導入は言うてもそれほど安くない
- (個人的な印象)提案力が微妙
- その他いろいろ・・・
各種設備がいいものを採用されているので、値段が張るのはある程度承知していましたが、予想以上に高かった、というのが第一印象です。
もちろん、それだけの価値がある、と言われて納得できないわけではありません。家は良いものだと思います。
でも、キラテックタイルは、一条工務店のハイドロテクトタイルと同じもの・・・かどうかはわかりませんが、同じ作用は期待できると思うので、デザインと金額だけの差。
キッチンやトイレ等の設備は、格安で導入できると言っても、そもそもPanasonic製は高いものが多く(アラウーノとか)、それらをどうしても導入したいかと考えるとこだわりはないし、家を他社で建てても導入することは可能です。多少は高いのかもしれないけど。
ここにしかない、私達にとって魅力的なものは、珪藻土の壁と換気システムくらいかな、と思いました。
結局は、「客観的に見て良いもの」がほしいのではなく、たとえ誰も選ばないものであったとしても「私達が好むもの」がほしいのであって、そう解釈すると、割高な印象。
ヘーベルハウスよりは安かったですが、Panasonic Homesで建てるのにこの費用を払うなら、もっと高くてもヘーベルハウスを建てたいと思ったのが最終的な結論です。
それ以外のことに関しては、以前の記事にも書いたことがありますが、「この担当者、この会社とは付き合いたくない」と感じてしまった出来事が複数あったことで、私自身が客観的に考えられないので、触れないでおきます。。。