素人のマイホーム~一条工務店ismart~

家とか不動産とか全く無知な会社員が一条工務店のismartでマイホームを建てるまでの思い出

【一条工務店】実は重要!ヘッダーボックスの場所

「前回打ち合わせをした間取りだと、RAYエアコンの室外機とヘッダーボックスとの距離が離れすぎでした」
と言われて初めて、ヘッダーボックスさんのことをちゃんと調べ始めたぱーこです。
良い子はマネしないでください。笑

ヘッダーボックスの配置は、

  • ヘッダーボックスからRAYエアコンの室外機までは10マス以内
    ※斜めはダメ
  • 外壁になる壁の内側には設置できない

という一条ルールがあるそうです。

ヘッダーボックスとは

家中の床暖房の中を通る水を温めるための装置。いわば床暖房の心臓。
写真がないのですが、高さ120~130cmくらいの縦長のエアコンのような?扉がつきます。壁から数cm飛び出す感じの。一条の施主さんにはおなじみのアレです。
私は写真を持っていないので、気になる方はこちらご参照くださいw

www.google.com

 

今までちゃんと気にしたことがなくて、ただただ「見えない場所にしたい」としか考えていなかったので、設計士さんに言われるがまま、北側のシューズクロークの中に設置していました。

一方RAYエアコンはLDKの中央に配置したいので、室外機は南側。

コンパクトハウスなのに離れすぎってそんなことあるか!と思いましたがw、元々南北に長い我が家の中で、見事にほぼ最長距離な配置になっていました(!)笑

 

このとき営業さんから出てきた選択肢が2つ

  • 例外として10マス以上を認めてもらえないか、本社にかけあってみる
  • 室外機の位置を変更する

本社にかけあってOKになったとしても、室外機とヘッダーボックスの距離が離れていればその分だけ熱効率が下がり、(どの程度違うかはさておき)電気代は高くなります。とのこと。

自分で間取りを見て何マスあるか数えてみたのですが、室外機の位置は2択しかなく、もう一方の場所に移動したところでギリギリの10マス。
一条ルールではOKだったとしても、効率悪いのは変わらない(^_^;)ルールを通ればいいってもんじゃないよね…(^_^;)

そこでいろいろ調べてみたところ、ヘッダーボックスの配置の重要性に気づきました。やっと。笑
(離れているとデメリットがあることは、できれば打ち合わせのときに教えてほしかったなぁ…ボソ)

 

熱効率を考えるなら

室外機・ヘッダーボックス・RAYエアコンの3つを、なるべく近いところに設置する。

家の暖かさや均一な温度を考えるなら

家の中で冷えやすい場所・温めたい場所に設置する。

 


ヘッダーボックスは家中の床暖房のスタート地点になるので(ゴール地点でもありますが)、周辺の床の表面温度は他の場所に比べて高くなるそうです。

家の中で断熱性能が一番低いのが玄関扉。加えて、土間には床暖房が入らないので、冷えやすい場所に配置したいなら玄関ホールがおすすめらしい。

玄関のシューズクロークもそうですが、クローゼットや階段収納の中など、標準では床暖房を敷設できないところに置いて床暖房の代わりにするという裏技もあります。

ヘッダーボックス配置による暖かさを期待する場合は、温かいのは出ていく管の方なので、ヘッダーボックスから床暖房の配管がどういう向きでどういう配置をされるのかまでしっかり確認した方がよさそうです。
家中を回って戻ってくる方の管は温かくないですからね…。

我が家の希望は、パントリーの中

家の中の温度を均一に保つために、玄関ホールも考えましたが、長くいる場所ではないし、一番来客から見える場所にはつけたくないし、土間以外には床暖房が入っているので、外気温と同じまで冷えると言われたら嫌ですが、数℃低いくらいは気にならない。

それよりも電気代や熱効率の良さを重視したい。

ということで、ルールギリギリの10マスではなく、ヘッダーボックスをもっと室外機に近い位置に配置したいと考え、提示された2案ではなく、「ヘッダーボックスの配置変更」を申し出てみたところ、パントリーの中なら設置可能と言われました。
パントリーなら、当初のシューズクローク内よりも室外機にぐっと近づくし、「見えないところに置きたい」という希望も叶えることができます。

パントリーの温度が上がると良くない?

ヘッダーボックスの周辺は床の温度が高くなる。
床暖房を敷設していない場所でも、収納だと空間が狭いので温度が上がりやすいらしい。

食材を置く可能性がある場所に、それはよろしくない…?

と考えましたが、そもそも一条の家で、”寒い場所”というのは期待していません。笑
実家だと、玄関ホールなんかは冷蔵庫代わりに使えるんですけどね…笑

ヘッダーボックス付近の温度が上がる=床暖房を使う 問題になる季節は冬。

温度が高くなると言っても、28℃以上とか、常温で保存できる食材が腐るほどの高温ではないと考えました。
床に直接置いたらそれくらいになりそうですが、食材を床には置かないしね…。

逆に涼しい場所がほしくなったら、玄関は収納が充実しているので、そこを仮の食材庫にしてもいいかもしれない。置くものは選びそうだけどw

 

欲しくてつけるものじゃないし、他にもたくさん決めることがあるので、ついついどこでもいいやと思ってしまいがちですが、建てたら変えられないものなので、間取り打ち合わせの段階できちんと考えて計画しておくことをオススメします。。。汗

私達の二の舞になる方が少しでも減りますように。。。笑